L.髙島 陽子
初参加のフィリピン医療奉仕活動。ドアツードアで片道10時間足らず。宿泊先ホテルはごく快適。しかし、二日間のケアアクティビティは、通訳の方々に助けられながら、時間を忘れて動き求めに応じる。順番を待つ方々、ドクターを補佐、点眼薬や眼鏡、薬品やタオルなどをお渡しするに徹する。遠隔の現地へ長時間移動のバスから眺める農村田園風景も心に栄養、丸二日はあっという間に過ぎた。いまは貧しいけれど心豊かに暮らそうと願う人たちに、医療、公衆衛生、福祉の手助けとなる歴史ある活動に加われて財産を得た。
もうひとつ。女性活躍なんて言わなくてもフィリピンはワーキングウーマンが当たり前。指導的役割に女性がいるのもごく普通。当地のゾーンチェアパーソンなどを務める女性ライオンと親しく交流が始まり垣間見えた。フィリピンを途上国のままにしない、新興国とのお付き合いとしての貢献の意義を考えた貴重な五日間でした。
L.今井 剛
第42回日本・フィリピン合同医療奉仕活動は2月11日(土)~12日(日)に開催されました。
A班眼科チーム 医師L.池田芳良、L.加々井聡、L.吉村亮、L.堀込哲也、L.宮下芳一
B班内科チーム 薬剤師L.三戸部惠一
B班歯科チーム 医師.富士原雅博
B班眼科チーム 医師L.北澤憲孝、L.赤羽豊喜、L髙島陽子
私は、B班眼科チームに配属されました。長野白樺LC4名、須坂LC1名、長野山ノ内ゆけむりLC1名、軽井沢LC4名、通訳。
B班1日目はディナルピハンの公会堂で移動時間が往復8.5時間(往路3.5時間+復路5時間)で途中、物資トラック故障というアクシデントもありました。会場にはすでに大勢の人が待っていて、メンバーは手際よく準備を済ませ、2名の医師によりすぐに診察が行われました。どの医師(内科・歯科・眼科)も手際がよく・集中力に深く感銘しました。私は、目薬の担当で経験者による的確な指示のもと、袋づめ作業を行いました。
B班2日目はコモンウェルス、ケンソシティーの小学校で行いました。出発の際、トラックがホテル出口で接触事故とのこと、またアクシデントが・・・。
会場に到着するとすでに場外にも長蛇の列ができていました。現地ボランティア団体が誘導しており、当初は、医師L.北澤憲孝1名での対応でしたが、しばらくして現地スタッフ3名も合流して診察が行われました。先生方の体力には驚くばかりでした。
受診者数(全体)
内科チーム1,992名
歯科チーム1,170名
眼科チーム2,525名 計8,236名
医療奉仕活動は初参加でしたが、体験から学ぶことも多く今後の人生に生かしたいと思います。最後になりますが、このような機会を与えていただけたことに感謝を申し上げます。